いなわしろ天の香を活用して生まれた「いな#メン」ですが、開発までには1年以上の歳月がかかりました。
しかしながら、改良を重ねているだけではなく、客観的な意見を吸い上げられるような取り組みにも果敢にチャレンジしていました。
その一つが以下の取り組みである「いな食6次化コンテスト」です。
町内産の農産物等をさらに活用し、消費者に向けて猪苗代の”食” や”技”、”伝統”を発信し、農畜水産業者と商工業者をつなげ連携することにより、経営発展の一助とするため、第1回いな食6次化コンテストを開催します。
現在町内産の農産物等を活用し、6次化産品として商品化し販売を行っている方や、今後猪苗代産そばブランド”いなわしろ天の香”を活用し6次化産品の開発を行いたいと考えている方はぜひコンテストへのエントリーをお願いします!
https://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/hpc/Article-23-17815.html
開発中のものであったとしても、一つの製品として仕上げてチャレンジしよう、と動き出しました。
エントリーから応募まで時間がないチャレンジでしたが、蕎麦料理部門へ開発中なので「いなわしろ冷麺(仮)」という形でエントリーし、見事最優秀賞に輝きました。
この時には、蕎麦殻を使った麺だけでなく、出荷外規格の雪下キャベツや雪下にんじんを使った自家製キムチも添えた形でした。麺とスープと具材が見事に調和し、審査員を唸らせたのです。
そこからさらに改良を重ね「いな#メン」は販売まで漕ぎ着けることができました。各店舗には麺とスープのみを提供し、どのようなアレンジで出していただくのかは各店舗の腕の見せ所です。
福島県が誇る新たな特産品という立場になれるように、しっかりと精進して参ります。